以前、お勧めしたテレビシリーズ「相棒」が映画化されました。5月1日から公開されます。
この「相棒」。もう面白くて堪りませんね。
いわゆる脇役と呼ばれる役者さんたちが全然脇役じゃなくて良いんです。トリオ・ザ・捜一（川原和久・大谷亮介・山中崇史）や『暇か？』の角田六郎（山西惇）、小野田公顕（山西惇）、鑑識の米沢守（六角精児）など個性的で魅力的な面子が相棒を盛り上げています。

今回ご紹介するのは、その相棒からのスピンオフ小説「鑑識・米沢の事件簿～幻の女房～」です。映画とリンクしているオリジナルストーリーです。テレビシリーズでいい味出しているあの鑑識の米沢さんが主役なんです。
内容は以下の通りです。

爆弾テロ予告事件が起こった東京ビッグシティマラソン。犯人を捜していた鑑識官・米沢守は、そのマラソンの参加者に、自身の逃げた女房を見つけ出してしまう。特命係の杉下右京・亀山薫がテロ予告事件の犯人を追うなか、米沢はひとり、逃げた女房の行方を捜していた……。

映画を観なくてもストーリーは分かるし十分楽しめたのですが所々映画のストーリーを前提とした記述があるため映画を観てから読んだほうが面白いのではないかと思いましたね。相棒ファンは必読です。