ゴールデンウィークも終わり京都の町もひと段落と思いきや来週の15日（木）には京都3大祭り一つ「葵祭」が行われます。
葵祭について詳しいことは→京都新聞の特集HP

その葵祭で主役ともいえるのが「斎王代」。
で、いつものように「斎王」とは何か？（※１）

斎王とは、伊勢神宮または賀茂神社に巫女として奉仕した未婚の内親王または女王。厳密には内親王なら「斎内親王」、女王の場合は 「斎王」「斎女王」と称したが、一般に両者をまとめて斎王と呼ぶ。伊勢神宮の斎王を斎宮、賀茂神社の斎王を斎院とも称し、斎宮は古代（天武朝）から南北朝 時代まで、斎院は平安時代から鎌倉時代まで継続した。

僕がこの「斎王」をはじめて知ったのは女性の天皇である持統天皇を主人公とした里中満智子の漫画「天上の虹」という漫画でした。
漫画でも何でもいいのですが、そこから得た知識が現実に行われている行事に結びつくとその行事がとても興味深いものになります。興味のある方は是非読んでみて下さい（※２）。



※１　現在は京都在住の一般市民から選ばれるようです。
※２　1983年雑誌連載が始まってから現在まで単行本で20巻まで出ているのですが未完なのでその点ご注意ください。

明日から4連休ですね。
下賀茂神社では流鏑馬神事が行われます。が、流鏑馬ってなんだろうと思い調べてみました。

流鏑馬とは、疾走する馬上から的に鏑矢（かぶらや）を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式のことで、馬を馳せながら矢を射ることから、「矢馳せ馬（やばせうま）」と呼ばれ、時代が下るにつれて「やぶさめ」と呼ばれるようになったといわれる。

馬上の妙技、命中の瞬間を見逃したくないと思うなら、11時頃早めに、2番目の的付近に場所をとるのがベスト。

らしいです。

えー、久しぶりにいい天気でしたね。洗濯物などがよく乾きました。

さて、明日は21日ということで東寺で「弘法さん」が行われますね。一時は自転車で行っていたこともあったのですが、最近は行っていません。

もっとも、行っていない理由は、つまらないからではなく遠いから（北区から東寺までは思ったよりも遠いのです）なので行こうと思っている人は是非行ってください。色んなものが売っています。丁寧に見ていくと1日十分楽しめます。

【弘法市のホームページ】です

明日15日から25日まで上七軒歌舞練場で「北野をどり」が行われます。「北野をどり」の影響かどうかはわかりませんがこの時期に上七軒の辺りを通ると普段より少し賑やかな感じがします。

さて、この「北野をどり」が行われる上七軒。
京都最古の花街で、「室町時代に北野天満宮の再建の際に残った機材を使って7軒の茶店を建てた」ことが由来のようです。
まぁ、祇園と比べると知名度で劣るのは確かでしょう。しかし、近くに住んでいるものとしては祇園ほど観光地化されておらず祇園とは違った魅力があるのではないかと思います。

北野天満宮に行く際は北野天満宮の停留所で降りるのではなく、「上七軒」の停留所で降りて辺りを散策しながら天満宮へ行くというのも風情があっていいと思います。

期間　平成２０年４月１５日～４月２５日　１１日間
料金　お茶席券付　　　全席均一　４,３００円
お茶席券なし　　全席均一　３,８００円
会場　上七軒歌舞練場
京都市上京区今出川七本松西入真盛町７４２
TEL　075-461-0148 FAX 075-461-0149

桜のトンネルライトアップ。
とても魅力的だと思いませんか。
この魅力的な企画、平成２０年４月３日（木）～４月９日（水）まで嵐電北野線「鳴滝」～「宇多野」駅間で行われます。
この区間を通るときは約40キロの運転速度を約15キロに落として車内灯が消されるという演出もなされるようです。

京福電気鉄道のホームページによれば

ライトアップ期間
平成２０年４月３日（木）～４月９日（水）
※荒天時は中止する場合があります

ライトアップ時間
帷子ノ辻発電車　１８：４１発～２０：４１発
北野白梅町発電車　１８：３６発～２０：３６発
※ライトアップ実施中、北野線は臨時ダイヤ（12分）間隔で運行します

僕も月曜日に行こうと思っていましたが月曜日の天気は雨らしいのでどうしようか迷っています。